book

やっと出

た。 単行本未収録! 前代未聞! う○こがシャベッタアァァァァ!! でお馴染みの、ウソ、まったく読者層を間違えてブーイングの嵐だった事で内輪で苦笑いな『21世紀番長』を最後に、オオシマヒロユキと猪原賽(当時は猪原大介)はコンビを解消し、猪原は原作に転向、オ…

連休中の

生活。 前半は飲み会やレジャー。 後半は仕事。 前半後半通して、ヒマを見つけては読書。 久しぶりに本を大量に読んでいます。 - 松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/08メディア: 新書購入: 3人 ク…

資料も大

事だけど、やっぱ読みたいもの読みたいよねぇ。 ここ数日で読んだ本。 魔界水滸伝〈1〉 (ハルキ・ホラー文庫)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2000/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る魔界水滸伝〈2〉 (…

すいませ

んでした。若かりし頃のわたくしの判断は間違っていました。 船戸与一 『蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)』 『蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)』 『蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)』 この本が上梓された10年とちょっと前、船戸与一の新作『蝦夷地別件』の舞台がそ…

船戸与一

、まとめてレビュー。 『三都物語 (新潮文庫)』 良い連作。熱く、冷たく。 ★★★★★ 『龍神町龍神一三番地』 舞台の雰囲気は良いが、ミステリー的にはイマイチかなぁ。 ★★☆☆☆ 『蝕みの果実 (講談社文庫)』 短編ひとつひとつは結構先が読めてしまうが、期待は裏…

ハードル

高め設定。 『黄色い蜃気楼 (双葉文庫)』船戸与一 船戸与一ブーム再来。仕事の合間にいくつか読みかけてます。そんな読み方は邪道なんでしょうけど。だって『蝦夷地別件』の下巻が見つからないんだもの。 主人公(及びライバル)はドロップアウターではある…

ちくま文

庫は高いなぁ…… 『上方落語 桂枝雀爆笑コレクション〈4〉萬事気嫌よく (ちくま文庫)』桂枝雀 4巻しか持ってません。『貧乏神』が好きでねぇ……。CDでも聴けるけど、活字で読んでも面白いのは、あの声の調子を記憶で補完出来るからでしょう。普段触れてない…

限りなく

嘔吐し続ける話。……と書いたら急に下世話な話になってしまいますが。 『限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)』村上龍 解説に同じような文言が書かれているが、【カウンター私小説】なのではないかと思った。「私(リュウ)」を描きながら、異常に「私(し…

引き続き

宮城谷先生の。 『孟夏の太陽 (文春文庫)』宮城谷昌光 4つの短編集でありながら、春秋期の晋に仕えた趙一族の年代記を描く連作シリーズでもある。 特に「月下の彦士」は、古代中国の物語でありながら、日本人の【滅びの美学】*1に通じる主従・友誼の美談。…

中国史の

司馬遼太郎という認識です。もちろん司馬先生も中国物書いてますが。 『介子推 (講談社文庫)』宮城谷昌光 ただ、司馬先生に比べると作者客観視描写が少々硬い印象。すごく真面目な人なんだろうなぁ。 宮城谷先生の長編『重耳』からのスピンオフでありながら…

うわ、恥

ずかしい。 『人斬り以蔵 (新潮文庫)』司馬遼太郎 短編集。表題作の以蔵、読めば読むほど勝新太郎っぽいなーと思ってたら、五社英雄の『人斬り』の原案(モチーフ?)じゃんか。そりゃそうだわ。 『おお、大筒』が一番面白かった。新次郎の最後のセリフが、…

補完して

なかった。 『チップス先生さようなら (新潮文庫)』ヒルトン 映画が端折ってる様子だったので、原作に手をつける。おわ、原作は更に端折ってる! 映画と原作で相互補完しつつ、全然補完できない。小説というよりは散文詩の様相を呈している。 淡々と叙述され…

読み終わ

った。全4巻。 国盗り物語(四) (新潮文庫)司馬遼太郎 全巻を通して読むと、最後まで道三が主人公だったように思う。当然、3巻で道三はフェードアウトするわけだが、彼の遺した次世代の寵児、信長と光秀の物語として「信長編」があるわけだ。事実、あとが…

あと、一

巻。 国盗り物語(三) (新潮文庫)司馬遼太郎 話が信長に移っても、脇役に回ったはずの道三が、一番印象的。 ともかく、あと一冊。まだ、明智光秀が信長の部下になっていない。四巻で二者の交錯を司馬先生がどう描くのか、楽しみです。 ★★★★☆ (以下続刊につき…

やっぱり

読み止まらない。夜更かしして、寝坊した。 国盗り物語(二) (新潮文庫)司馬遼太郎 良き歴史教師の授業を受けている。そんな感じか。さて次刊より、信長編へ。楽しみである。 ★★★★★ (以下続刊につき、暫定処置。)

困った、読

み始めたら止まらない。 国盗り物語(一) (新潮文庫)司馬遼太郎 司馬先生の冷静な神の目が、なぜこんなにも読み手のキャラクターへのシンパシーを呼び起こすか、不思議。続きを早く読みたい。 仕事の合間に読むと、仕事に手がつかなくなる、ヤバい本。 ★★★★☆…

限定的に

なんですが。 我利馬(ガリバー)の船出 (角川文庫)*1灰谷健次郎 示唆に富む言葉あふれる、僕のバイブル。心が折れそうな時に繰り返し読む。 ただし、「第2の章」まで。「第3の章」以降は好きじゃないんだ。 ★★★★☆ *1:僕のは新潮文庫版。

文庫二冊

一気読みしちゃった。やばいやばい。時間が。 『蘇える金狼 野望編・完結編』大藪春彦(角川文庫) asin:4041362024 asin:4041362032 古き良き、昭和マッチョイズム、高度経済成長期のハングリー精神の塊り。『餓狼の弾痕』の良き口直しになりました。 ただ…

どうしち

ゃったの? 大藪先生。 『餓狼の弾痕 (角川文庫)』大藪春彦 噂には聞いていたが、実際読むと頭がジンジンする。誰にも止められない、壊れたレコード。 ★★★☆☆ (一読の価値だけあり)

映画も観

たい。 スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)スティーヴン・キング 回りくどい文体は、ハマると癖になる。ハマらない箇所は、ちょっとイライラする。 良くも悪くもたぶん、キングの掌の上を転がされてる。 ★★★☆☆