review

試写会行

きましてン。 つい先日、知人のライターさんからマスコミ試写券をいただき、アニメ映画を観て来ましてン。 明日からロードショウなので紹介しておこうかな、と。 『宇宙ショーへようこそ』 http://www.uchushow.net/ 子どもってーのは無力です。体力はもちろ…

連休中の

生活。 前半は飲み会やレジャー。 後半は仕事。 前半後半通して、ヒマを見つけては読書。 久しぶりに本を大量に読んでいます。 - 松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/08メディア: 新書購入: 3人 ク…

うーん、

ちょっと残念かなー。 ドンキホーテで安売りしてたので、大量に買い込んで来た「デスレイン」ポテトチップス。 右から ・ハバネロ味 ・チェダー(チーズ)味 ・バッファローウイング味 当然ハバネロ味が一番辛いのだろう、とまずは味見。 チップスを6、7枚…

すいませ

んでした。若かりし頃のわたくしの判断は間違っていました。 船戸与一 『蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)』 『蝦夷地別件〈中〉 (新潮文庫)』 『蝦夷地別件〈下〉 (新潮文庫)』 この本が上梓された10年とちょっと前、船戸与一の新作『蝦夷地別件』の舞台がそ…

船戸与一

、まとめてレビュー。 『三都物語 (新潮文庫)』 良い連作。熱く、冷たく。 ★★★★★ 『龍神町龍神一三番地』 舞台の雰囲気は良いが、ミステリー的にはイマイチかなぁ。 ★★☆☆☆ 『蝕みの果実 (講談社文庫)』 短編ひとつひとつは結構先が読めてしまうが、期待は裏…

ハードル

高め設定。 『黄色い蜃気楼 (双葉文庫)』船戸与一 船戸与一ブーム再来。仕事の合間にいくつか読みかけてます。そんな読み方は邪道なんでしょうけど。だって『蝦夷地別件』の下巻が見つからないんだもの。 主人公(及びライバル)はドロップアウターではある…

重ねてま

たエレカシの事を書くか。 『STARTING OVER』 今年初めに出た、エレファントカシマシのニューアルバム。 しかし何だ、この親和性は。 このアルバムに共感する人は、 失恋した人ですか。 恋を捨てた人ですか。 つまり、 仕事を選んで、何かを捨て去った人です…

ペンを持

ち、キーを打つロックンローラーも、アリだ。 『扉の向こう [DVD]』 昔から好きなバンドに、いや、僕の世代なら誰しも必ず通って来た道に、ブルーハーツがある。甲本ヒロトと真島昌利は、ハイロウズ、クロマニヨンズと名を変えて、現在もロックンローラーだ…

最近お騒

がせの冷凍餃子ですが、こちらは安心してお召し上がりください。…てゆーか、だから餃子を買い控えるという世相、どうにかなんないかな? 『中国料理店の美味しい餃子』(広州餃子インターネット店) 最初に断っておきますが、コレは青森で中華料理店をやって…

あ、これ

はアレだ。子どもの時、駄菓子屋で食ったカップ麺。 『金ちゃんヌードル』(徳島製粉) 東のぺヤング、西の金ちゃん。そんな言われ方をしているWEBニュースを見たような気がします。 で、金ちゃんヌードルは、とても地味で、えぐ味の無い、優しいカップ麺…

茨城の名

産品ですか? 『バターピーナッツ』(池辺食品) 元相方・オオシマのご両親が、所用あって上京して来た折にいただいた、地元のお土産。 なんか、すげー美味ぇの。こう書くとバカみたいだけど。 落花生は千葉のもんだと思ってたけど、認識を変えざるを得ない…

特典映像

の予告を見てげんなり。2004年リメイク版の予告だった。 『丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]』(1935版) 「しぇいは丹下、名はさじぇん」の名ゼリフのイメージしか無かった怪奇派剣士・丹下左膳のつもりで観ると面食らう、人情喜劇。だから『余話』なんだ…

ここ数日

私用あって毎日江古田に出没。明日あたりからやっと落ち着く…か? 『洋庖丁』(江古田店) 「スタミナ焼き」。野菜・豚肉のタレ炒めに生玉子を落とした、洋庖丁の定番メニュー。ボリュームがすごい。学生街のランチ屋の割には少し値段が高めの設定だが、量を…

久々再

発見。 『台湾屋台村』(江古田) 学生時代世話になった中華居酒屋。滅法安い。そして美味い。5人以上集まってコースにすると、更に爆安。 特にここの焼き餃子は絶品で、焼き餃子だけを食いに来たこともかつてあった。僕が今まで食った餃子の中で一番美味い…

打ち合わ

せあって、また江古田に出没。 『伝説のすた丼屋』(江古田店) 新規開店、国立(くにたち)名物Bグル。チェーン展開している店なので、本場のものと全く同じかどうかはわからない。国立、行ったこと無いので。 すた丼は、端的に言うと豚肉のニンニク醤油炒…

ホラーが

続きます。 『メシア・オブ・ザ・デッド [DVD]』 驚かしシーンが連発するわけでもなく、しかしオープニングや中だるみのポイントではしっかり観客を驚かす、抑え目の演出に退屈さを感じる人もいるかもしれない。とは言え、不安を煽る背景と音と色の不気味さ…

地味こわ

。 『恐怖の足跡 [DVD]』 1961年の作品に言うのは変かもしれないが、基本に忠実な、地味に怖い、地味なホラー。 所々間伸びしたシーンはあるが、カット割りと構図の妙があり、観ていてちょっとビクッとする。地味ながら、いや地味だからこそ、余計構図な…

今となっ

ては年に2回行けば良いほうですが。 『うさぎ家』(江古田) 江古田に住んでた時良く行っていたラーメン屋。江古田駅南口にある。 とんこつ醤油味のスープのまろやかさに、にんにくチップのパンチが加わって、胡椒や一味やにんにくなどのテーブルの調味料を…

今更何を

語ろうか。 『プラン9・フロム・アウタースペース [VHS]』(プラン9・フロム・アウター・スペース) ※リンク先はVHS。 世にクソ…B級映画は数有れど、これほどほころびの多い映画はなかなか無い。失笑につぐ失笑。多人数で観れば、失笑も爆笑に変わるか…

紙一重と

は、こういうことかもしれない。 『キャリー (特別編) [DVD]』 ホラー映画でありながら、メリケン青春映画であり、悪乗り映画でもある。オチには納得の行かない部分もあるが(まるで救いの無いところ)、最後のシーンでそれも含めてブライアン・デ・パルマの…

ちくま文

庫は高いなぁ…… 『上方落語 桂枝雀爆笑コレクション〈4〉萬事気嫌よく (ちくま文庫)』桂枝雀 4巻しか持ってません。『貧乏神』が好きでねぇ……。CDでも聴けるけど、活字で読んでも面白いのは、あの声の調子を記憶で補完出来るからでしょう。普段触れてない…

限りなく

嘔吐し続ける話。……と書いたら急に下世話な話になってしまいますが。 『限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)』村上龍 解説に同じような文言が書かれているが、【カウンター私小説】なのではないかと思った。「私(リュウ)」を描きながら、異常に「私(し…

アッチは

怪獣出るのかな? 出ないのかな? 『大怪獣 東京に現わる [DVD]』 宮坂武志監督、NAKA雅MURA脚本の、観客をスカし、なおかつ情緒を突っ込むお得意芸映画。 冒頭・前半のモノローグ・カットは、無駄にシーンのブツ切れ感を煽り、少々辟易したが、全体的には低…

引き続き

宮城谷先生の。 『孟夏の太陽 (文春文庫)』宮城谷昌光 4つの短編集でありながら、春秋期の晋に仕えた趙一族の年代記を描く連作シリーズでもある。 特に「月下の彦士」は、古代中国の物語でありながら、日本人の【滅びの美学】*1に通じる主従・友誼の美談。…

中国史の

司馬遼太郎という認識です。もちろん司馬先生も中国物書いてますが。 『介子推 (講談社文庫)』宮城谷昌光 ただ、司馬先生に比べると作者客観視描写が少々硬い印象。すごく真面目な人なんだろうなぁ。 宮城谷先生の長編『重耳』からのスピンオフでありながら…

毒にも薬

にもならない、その場歓楽映画のド真ん中。 『ナショナル・トレジャー 特別版 [DVD]』 もちろん、現在上映中の『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』テコ入れ地上波放送。 扱っているネタの数々は、私的には滅法好きな部類。だが作品としては………

うわ、恥

ずかしい。 『人斬り以蔵 (新潮文庫)』司馬遼太郎 短編集。表題作の以蔵、読めば読むほど勝新太郎っぽいなーと思ってたら、五社英雄の『人斬り』の原案(モチーフ?)じゃんか。そりゃそうだわ。 『おお、大筒』が一番面白かった。新次郎の最後のセリフが、…

これが無

料で観られるなんて、良い時代になったもンだ。CMは仕方ないが。 『逆噴射家族 [DVD]』 前半とオチ周辺はタルいが、中盤は か な り ローラーコースター。行き過ぎた暴力が不安と同時に笑いを呼ぶ。サスペンスで、サイコホラーで、バイオレンスで、エロス*…

補完して

なかった。 『チップス先生さようなら (新潮文庫)』ヒルトン 映画が端折ってる様子だったので、原作に手をつける。おわ、原作は更に端折ってる! 映画と原作で相互補完しつつ、全然補完できない。小説というよりは散文詩の様相を呈している。 淡々と叙述され…

補完が必

要だろう。 『チップス先生さようなら [DVD] FRT-177』(1939年) いろいろ端折り過ぎ感。生徒達との交流と関係の改善をもっと詳しく描いて欲しい。 文句・ツッコミどころが散見するが、それでもなお、好きな映画。 この後原作小説もレビューしますので、そ…